緊急事態宣言?
学校も幼児園も休みで、退屈しきっている孫のY(7歳)とS(5歳)、
「遊んで〜」とやって来る。
乳飲み子を抱えているママも大変だろうと、
じいじとふたりで孫のお相手。
庭で、かくれんぼ、追いかけっこ、かけっこ
うさぎのお引越し
ああ、くたびれる。
ふと、枝の伸びすぎた木が目につく。
ノコギリで切る。切る。切る。
切っても切っても、スッキリしない。
じいじを呼んで、ノコギリ交代。
孫たちは切った枝で遊び始め、「もっと切れ」と叫ぶ。
切られた月桂樹の後始末をし、抜けそうな腰を労る。
それを見た娘が、何という労働をしているのかと、コンビニでコーヒーとお菓子を買って、やって来た。
「7日から始まるはずの新学期は大丈夫か」と、娘もお嫁さんも感染者の増え続ける地元(岐阜)を心配する。
さて、一夜明けたが、東京の感染者は三桁になり、明日にも非常事態宣言が出そうだ。
わたしは我慢に我慢を重ねていた美容院に、4月6日の予約を入れていた。
が、春休みは終わっても新学期は来ない。
学校は引き続き休みのままだ。
こんな時に、3時間もかけて縮毛矯正する勇気はなく、美容院にはキャンセルの電話。
もうひと月以上の引きこもりに、もはやこちらが日常と化しつつある。
「コロナが収束しても、もう元には戻れないかも」
「いまさらボランティアなんて出来るかなあ」
これはこれで困った事態ではある。
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