Linの気まぐれトーク

映画と小説の日々

誕生日に

68歳になった。

もう忘れてもいいような誕生日だが、忘れてはくれないのがタニタの体重計。

お決まりの朝の測定で、きっちり歳が増えていた。

前の体重計は、買った時のまま〈永遠の50歳〉だったのに。

なまじ賢い器械は嫌われるかも。


娘やお嫁さん、遠方の友人から届くプレゼントやお祝いメールはとても嬉しくて、

朝は絶不調だったのに、ブログ更新しようという気になれたのも、それらのメッセージに返信して、気分転換出来たからだろうか。


元々出不精で、小説と映画だけあれば、あとは何もいらない性格

ステイホームも自粛もどこ吹く風と思っていたのに、やっぱりひとりでは生きていけないみたい。



孫とポケ森(スマホゲーム)をしていたら、早速絵に描いてくれた。


今日はささやかな自分ご褒美に、映画。



『千と千尋の神隠し』を観る。

19年ぶりだ。

封切りは確か図書館の仕事を始めたばかりの頃、上昇気流に乗ってネットを始め、知り合ったメル友と観た映画でもある。

2度も観ているのに、ストーリーを忘れて見入ってしまった。

これは名作だ。

『ゲド戦記』と比較するのは申し訳ないけど、

やっぱり全然違う。


娘に貰った水筒を、早速持参。


鑑賞者は2人だけ(笑)


近くに住む孫が、一生懸命選んでくれたプレゼント


遠方の友が送ってくれた光


70歳まで、まだ2年ある。

等身大の自分が、好きだ。

もう背伸びも無理もしない。

歳を取るのも悪くないと思う。