リンゴの木
ちょうど去年の今頃も、庭の草むしりに精を出していたっけ。
コロナで外出もままならず、仕事を持たない身には不要不急もないので、やむなく草むしりなぞをするわけですが、
成果が見えるのは悪くありません。
雑草のはびこっていた裏庭に小さな花壇を作り、カーマホームセンターで目についた安い苗を植えたのも昨年。
何しろ登記上は〈山林〉なので、石ころだらけの痩せこけた土。
おまけに無知も手伝って、
荒地に強いイチヂクは無事着地したけれど、
(左奥は図書館の利用者さんに頂いたマルベリーの木)
一緒に植えたリンゴ(富士)は相変わらず頼りない。
梅雨の後は葉っぱを虫に食べられて丸坊主なななり、大慌てで消毒。
背丈は2倍ほどになったが、
相変わらずヒョロヒョロのまま。
庭の賑わしになれば雑草よりはマシとグラジオラスの球根も植えた。
それらがちゃんと芽吹くのは嬉しい。
食い意地の張った孫が「リンゴはいつ出来るの?」と聞くので、
つがいの苗を買う羽目になる。
リンゴは一本では実をつけないらしいので。
カーマで売れ残っていた王林の苗。
実をつける頃、私はもういないだろうなあと感傷的になったりもするが、
それまで枯れずに頑張れるか、リンゴ。
今日は図書館で予約本の受け取り。
レイモンド・カーヴァーに関する著作を県図書館から取り寄せてもらう。
映画と小説の話題のときだけ、
本来の(変われない)自分になれる気がする。
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