アカデミー作品賞、監督賞、主演女優賞を得たおかげで上映回数が増え、昼間も観られるようになったのはラッキーでした。 前回は(『運び屋』のような)高齢者のロードムービーだとばかり思い公開日に観賞。 決して裏切られた訳ではなかったけれど、 何かが違うと感じ、原作を読んだ。 原作は実際のノマドたちを密着取... 続きをみる
Linの気まぐれトークの新着ブログ記事
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柚月麻子作『マジカルグランマ』 柚月さんといえば「ブラック麻子」と「ホワイト麻子」がいるらしく、 前者を『ナイルパーチの女子会』『BUTTER 』、 後者を『ランチのアッコちゃん』を代表とするなら、 『マジカルグランマ』は、たぶん前者。 読書で前向きに元気になりたい時も正直あるけれど(ビタミン小説... 続きをみる
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他のSNSで、自転車映画の名作と紹介してもらった『キッズ・リターン』は、北野武監督の作品。 交通事故で生死を彷徨った後の、初の監督作品だとか。 北野作品といえば『HANA-BI』だけれど、 冷たい炎が燃えるようなバイオレンス映画はちょっと苦手、 『菊次郎の夏』のように子役の活躍する映画はホッとする... 続きをみる
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春休みに娘たちと金華山に登ったのは瞑想の小径コース。 更に上級者用に馬の背コースがあるのですが、 娘宅の孫2人がそのコースにトライしたと、 うっかり長男宅の孫に言ったら、 同じ8歳女子がライバル意識をメラメラ。 今日は長男一家と金華山へ行くことに。 ジジは車検で留守していて、難を免れました。 8歳... 続きをみる
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下に見ているとか、偏見だとか、人は言うけれど、 誰も自分が差別しているとは思っていないはず。 間違っているのは周りの方で、自分は正しい。 そう思うから、生きていける。 でも、 人のことはよくわかるけれど、自分のこととなると、さて、どうなのか。 気になる映画を観た。 主演のフランシス・マクドーマンド... 続きをみる
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我が家の南端、道路に近いので、道行く人がこの木の名を聞きに来るそうです。 春の新芽時だけ赤い葉を付けるのて、目立つ、目立つ。 いつも間にやら、奥のモチの木を凌ぐ高さに。 「何の木?」と夫に聞いても、 「親父がビルマから持ってきたとか言ってるので、我が家ではビルマの木で通っている」というばかり。 最... 続きをみる
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もう50年の歳月がたっていた。 50年たって、やっと寅さんに会ってもいいと、 思えるようになった。 第一作が公開されたとき、まだ高校生だった私はもう古希に近いなんて。 でもそれが50年という歳月。 親が堅物で、テレビはNHKしか観せてもらえず、GSなんてとんでもない、追っかけはバカのすることと、今... 続きをみる
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早朝なのに暖かい。 見れば牛乳色の霧がこんな里にも立ち込めて、 視界5メートル? 変わらない日々の営みの中にも、 自然界の神秘を垣間見せてくれる。 手に負えなくなると〈災害〉だけど。 どうしても観たい映画があったので、近所のシネコンまで自転車を走らせる。 高専道路の桜は散り初め。 観たい映画は、 ... 続きをみる
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夜明けが早くなった。 窓のない部屋に休んでいても、 廊下越しの薄明かりに目覚める。 布団を上げて身繕い。 6時前に歩き始めれば、もう桜が開花していて。 皆さんのブログでは春爛漫の花盛りだけど、 岐阜にもやっと春? とは言いながら早朝はまだ寒く 霜が降りている。 花冷えとか 菜種梅雨とか 春一番とか... 続きをみる
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北浜名湖の名物だが、 意外と知られていないというか 全国区になれない。 日持ちしない(賞味期限2日)ということもネックか。 けれど、その味を知ってしまうと、 大人子どもを問わずファンになる。 昨日ランチした奥浜名湖の国民宿舎で、 味噌まんじゅうの食べ比べセットを見つける。 食べ比べなので、全部を食... 続きをみる
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墓参の日。 とは言いながら、親のお墓は遠いこともあり、 命日だけで勘弁してもらっていた。 2人姉妹の長女の姉はちゃんと盆暮、お彼岸、命日にはお参りしているという。 今年は母の七回忌もあるので、お寺さんとも日取りの相談などしようと、 私もお彼岸の墓参に。 姉は車で、 私は電車で。 天竜浜名湖鉄道で気... 続きをみる
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たまたまジョニデ繋がりで、 『ギルバート・グレイプ』を観て、 その繋がりで『サイダー・ハウス・ルール』に。 20年前の公開時に映画館で観ている。 そして、その終わり方に納得できなかった自分を覚えている。 どちらかといえば復習したくない作品だった。 けれど、他のSNSの映画コミュを主宰する人は、 「... 続きをみる
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(映画『桜桃の味』のネタバレ内容を含みます) 1枚100円で借りられるDVDにハマっている。 観たい作品は決めているけれど、たまたま目について借りることも。 『桜桃の味』も、そんな一枚で、 アッバス・キアロスタミ監督の作品は、20年以上も前に名古屋のミニシアターで出会った。 確か『オリーブの林を... 続きをみる
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中野信子さんの本を何冊か読んだ。 といっても膨大な著作の中から、 近所の図書館にあるものだけを。 最近手にした『人はなぜ、他人を許せないのか?』 TVなどでの露出もあるからか、見るたびに垢抜けていらっしゃる。 オブラートに包んだソフトさは計算の上かも知れないが、スルスルと喉越しよく通り抜けていく。... 続きをみる
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ヤマザキマリさんとの対談『パンデミックの文明論』が面白かったので、中野信子さんの著書を借りてみる。 著者は東大大学院卒の脳科学者、かなりの秀才だ。 科学者らしく実証に基づいた展開は論理的で、読者である一般大衆にもわかりやすく、飛躍することなく、脳の特性について述べている。 私のようなおばさんでも夢... 続きをみる
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意味のよくわからないタイトル。 レンタルショップではタイトルの50音順に並んでいるので、何度もスマホで確認するのだが、すぐに忘れてしまう。 が、観賞後はもう決して忘れない。 舞台となった都市「密陽」を英語読みすると、そうなるから。 が、それは表向き。多分本当は、ソン・ガンホ演じる、ヒロインを助ける... 続きをみる
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村上春樹の『納屋を焼く』は初期の短編(57年11月)だ。 春樹の作品を形容し、無国籍風とはよく言われる。私的には、ジャコメッティの針金人間のようだと思っている。細部も表情もあるのだが、生活感がない。それが、良くも悪くも決定的な特徴だ。 当初、村上春樹は英語で書いてから日本語に翻訳しているのだ、と言... 続きをみる
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元旦に3時間の生放送があることは知っていたけれど、やっと昨夜というか今朝(1時半〜)聴くことができた。 らじるらじるの「聴き逃し」サービスは本当にありがたい。 そこで発見したことが、いくつか。 まず高橋源一郎さんは元旦が誕生日で、晴れて70歳になられたこと。 69年頃、学生運動で逮捕され、留置所で... 続きをみる
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元旦と言っても変わりなく目覚め、 変わりなく1日が始まり、 ルーティンを繰り返す。 それがとても嬉しいことなんだと、気付きつつある。 昨夜、紅白で聴いたミスチルの“ Documentary film” 「今日は何も無かった 特別なことは何も いつもと同じ道を通って 同じドアを開けて」 雪道で... 続きをみる
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昨夜は紅白歌合戦を最後まで観てしまったけれど、今朝はいつもどおりに目覚め。 リモコンで投票できたので、赤に5票。 そしたら圧倒的に赤の勝ち。 珍しい。 二階堂ふみちゃんの応援票かな。 大泉さんの才能はもう周知だから(勝てなくても)大丈夫でしょう。 レディファースト、北海道ファーストぶりはさすが。 ... 続きをみる
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面白い映画を観た。 『イエス・マン』 ジム・キャリー主演なので、もちろんコメディだ。 ふつうYES Manと言えば、上司におべっかを使う腰巾着みたいな存在と相場が決まっている。 でも、この作品はちょっと違うみたい。 堅実な銀行員のカール(ジム・キャリー)は離婚したこともあり、仕事も私生活も後ろ向き... 続きをみる
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これももう1ヶ月近く前になるのか、 〈高橋源一郎の飛ぶ教室〉で、おすすめの一冊として取り上げられた。 映画は観ていたし、小説は韓国でベストセラーになったとも聞いていた。 が、日本でも出版され、話題になっているとは知らなかった。 パートナーの女性アナウンサーも、 ゲストの詩人・伊藤比呂美さんも、 わ... 続きをみる
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趣味人倶楽部の映画コミュで、タイトル当てのクイズがあり、なかなかマニアックで当たることがない。 が、久しぶりに覗くと、珍しく見当のつく映画だった。 昭和52年に公開されている。 はや鬼籍の人となってしまった高倉健さん、渥美清さん。 倍賞千恵子さん、桃井かおりさんもまだ若い。 ダメ男の典型みたいなチ... 続きをみる
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1960年制作の名作。 あ、そういえばまだ観ていなかった、とレンタルショップで気楽に借りてきた。 60年も前のモノクロフィルム、退屈するかなと思ったが、最後まで引っ張られてしまった。 名作と言われるだけのことはある。 舞台はニューヨークの大手保険会社。 主人公のバクスターは、大部屋で働くしがない平... 続きをみる
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あまりにも夜が長いので、退屈しのぎにラジオを聴く。 昔懐かしい音楽を求めて、チャンネルをハシゴすることが多いけれど、その日は何を思ったのか、NHK第二の「カルチャーラジオ 文学の世界 文庫で味わうアメリカ短編小説」に聞き入ってしまった。 話者は早稲田大学教授の都甲幸治氏。 レイモンド・カーヴァーの... 続きをみる
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11月13日の公開日に観ている。 コロナ禍で映画館に足を運ぶのも躊躇われるような状況下、 にもかかわらず観に行ったのだから、それなりの期待があったのだと思う。 と、ひと事のように書いてしまうのは、正直、観ながら疑問符がいっぱい立ち上がってきたから。 本当に観たかったの? どうして観に来たの? 原作... 続きをみる
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決して多忙ではない、のに 10月は落ち着かない月だった。 夏から一気に晩秋のような寒さ、 それだけでも季節性のウツになりそう。 怠け者の私は、手帳に予定が入るだけで落ち着かないのだ。 県図書館のパソコン音訳講習会(毎週水曜・2時間) 孫守り(お嫁さんの保育士単位取得試験のため) 孫の運動会(雨で延... 続きをみる
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らじおらじるで「山カフェ」という番組を初めて聞いた。 眠れぬ夜のラジオだ。 ご自身も山が好きな石丸謙二郎さんが紹介した『エマおばあちゃん、山をいく』、 67歳の女性が子育てを終えてからアパラチアントレイルに初挑戦、見事踏破した絵本だという。 アパラチアン・トレイル、全長3499km アメリカ合衆国... 続きをみる
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10月16日、TOHOシネマズにて。 以前観た『ハチドリ』も地味な韓国映画だった。 韓流にハマっているわけではないし、恋愛映画でもないけれど、この手の映画は気になってスルー出来ない。 『ハチドリ』の主人公は確か83年生まれ、 ほぼキム・ジヨンと同じ世代だ。 作者も監督も違うけれど、内容的には『ハチ... 続きをみる
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一昨日の池田山登山で体を酷使したので、当然その見返りはあると思ったけれど、昨日よりも酷くなった筋肉痛。 もう、どんなふうに動いても痛い。 朝ウォーキングもエクササイズも平常に戻した。 筋肉痛は嵐のようなものだから、過ぎ去るのを待つしか打つ手はないものね。 図書館に行って、読みたい本を物色、 遠出は... 続きをみる
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