Linの気まぐれトーク

映画と小説の日々

読書会のブログ記事

読書会(ムラゴンブログ全体)
  • 男の身勝手さ

    昨日は読書会。 テーマ本は藤沢周平の『泣かない女』(「初つばめ」所収) 文庫本で20数ページの掌編、わかりやすく読みやすい。 文句のつけようもない作品なのに、 どう感想を言ったらよいのやら。 三角関係を描いている。 ある所帯持ちの職人に、出戻りの親方の娘が誘いをかけ、男女の関係になる。 娘は男に奥... 続きをみる

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  • 変わらないもの

    月に一度の読書会。 3月は会報誌の印刷とかで9時に集合だ。 印刷は1番若いFさんにお任せというので、 見ているだけでいいのかとも思ったが、 そうでもなくて。 7、80代の女性の集まりなので、 意見は多いけれど、手は出ない。 船頭多くして、状態か。 正直、殆ど会員に配布するのみの会報誌。 図書館に寄... 続きをみる

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  • ひな祭り

    3月1日は亡き母の誕生日。 そして高校の卒業式。 そして、3日はひな祭り。 貧しい家庭だったので段飾りはなく、机の上にお人形遊びの子たちを並ばせて、お雛様に仕立て上げた。 それでも子ども心に嬉しかった。 ひとり娘のお雛様は実家が張り込んで贈ってくれた。 我が家にではなく、嫁ぎ先に。 3人の子育てに... 続きをみる

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  • 小説『かもめ食堂』

    昨日14日は読書会だった。 私のはじめての担当、高齢者15人前後の集まりで、 担当といってもテーマ本を決め司会らしきことをするだけだ。 順に感想を言って頂いて、後は自然に雑談… 言葉にならない決まり事みたいなものはあって、空気の読めない私は気付かなかったが、テーマ本に対して批判的な意見は言ってはい... 続きをみる

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  • 『天気の子』

    今月の読書会のテーマ本は『天気の子』 え? 映画じゃなくて? 新海誠監督は作品を同時進行で小説化する。 『君の名は。』で一躍売れっ子になり、私もそれで新海作品を知り、彼の作品は手に入る限り観た。 DVDで、だけど。 ことの外、気になったのは『言の葉の庭』 雨の東京、新宿御苑がなんとリアルで、なんと... 続きをみる

  • 『少年と犬』

    馳星周の直木賞受賞作品。 何となく馳星周は住む世界の違う作家さんのような気がして、手に取り損ねていた。 直木賞を受賞し、いかつい風貌を目にして、ますますその思いは深まった。 なのに何故、読むことになったかといえば、読書会のオブザーバーみたいな人が、イチ押しだと言うので。 そのオブザーバーなる人、図... 続きをみる

  • 読書会

    あの難解な『影裏』がタイトル本 さて、どんな感想が聞けるだろう。 いや散々考えた自身の読後感を、どんな風に伝えたらいいのか。 娘宅の孫2人を預かる日だったが、 午前中はじいじとお嫁さんに託して出かけた。 元職場の同僚や上司も参加しているこの読書会、多分わたしが最年少ではと思えるほどの高齢化だが、活... 続きをみる