読書会
あの難解な『影裏』がタイトル本
さて、どんな感想が聞けるだろう。
いや散々考えた自身の読後感を、どんな風に伝えたらいいのか。
娘宅の孫2人を預かる日だったが、
午前中はじいじとお嫁さんに託して出かけた。
元職場の同僚や上司も参加しているこの読書会、多分わたしが最年少ではと思えるほどの高齢化だが、活発な意見のやり取りは本当に面白かった。
当然だが、作品に描かれているマイノリティな世界と真逆にいる人々が殆ど、
それを知ることがわたしには大事なことだ。
つい文学的情緒に流されてしまうが、世の中、そんなものは受け付けない人が大半なのだ。
それを知るだけでも収穫と言える。
預かった孫たちの昼ごはんが気になって会場を飛び出したものの、帰宅してみれば、お嫁さんに面倒を見てもらって、もう食事中。
後でLINEに「お昼は何とかなりそう」というメッセージが届いていることに気づく。
遊び心がついてしまった孫たちは離れ難く、結局、娘宅でお泊りすることになったらしい。
さすがにわたしは、4人も預かるとは言えなかった。
娘だって、仕事で疲れているだろうに。
子どもパワーに驚くばかりだ。

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