Linの気まぐれトーク

映画と小説の日々

2021年2月のブログ記事

  • ひたる

    真冬に逆戻りしたような寒い日々、 ひゅうひゅうと唸る北風の脅しに首をすくめ、 ストーブにあたりながら、 好きな本を読み耽る。 東野圭吾さんの本は、出版されれば必ず読む。 図書館で予約待ちして。 必ず夢中になって、一気読み。 そして、キレイに忘れてしまう。 こんな写真でも残しておかないと。 続々と映... 続きをみる

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  • すばらしき世界

    ちょっと前に、西川美和監督が『あさイチ』に出演していた。 特に思い入れのある人ではなかったけれど、その〈知的な自然体〉とでもいうような雰囲気に興味を持った。 もちろん新作『すばらしき世界』の宣伝も兼ねているのだろう。 脚本を書き上げるのに3年を要したとか、 出所した人に取材を重ねたとか、 助監督時... 続きをみる

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  • 衝撃を受けて

    昨日は歩いて20分のレンタルショップへ、ある作品を探しに出かけた。 あらかじめ検索をかけて、そのDVDはレンタル可、棚は〈洋画 スポーツ 青春〉であることは押さえている。 大体この辺りと検討をつけて探すが、見つからない。 店員さんに尋ねると、やはり同じところをウロウロして不発、 バイトさんだったの... 続きをみる

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  • 季節外れの雪

    窓のない部屋に寝ているけれど、雪は気配でわかる。 外がほの明るいのだ。 社会生活している頃は雪が嫌いだった。 それは生活のリズムを崩す不届き者だった。 還暦で子どもに戻り、 雪国に暮らす人には申し訳ないけれど、濃尾平野の端っこでは貴重な雪に、 今は子どものようにはしゃいで雪の中を歩く。 目的地は図... 続きをみる

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  • 春めく季節

    まだまだ肌を切る北風に震え上がってはいるけれど、 この季節の忘れられないお友だち、 花粉症の季節がやってきた。 春は待ち遠しいけれど、 その前に立ちはだかる花粉症。 本当に辛く、お友だちなんてウソばかり。 でも、夫と同じで? 今更、別れられない関係なのだ。 今年はヒマに任せて、早めの投薬を試みるこ... 続きをみる

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  • 歩くの、大好き

    毎日恒例のウォーキング、 馴染みの道は工事が始まり、交通整理係の人と狭い道で鉢合わせ、 いっつも同じ時間に現れるあの婆さん、 と思われるのがイヤで、今日はコース変更した。 北へ向かう進路を、南に変えてみる。 と言っても、知らない道はハードル高すぎなので、以前行ったことのある道の駅を目的地として。 ... 続きをみる

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  • 水のように

    浪花千栄子さんのエッセイ。 図書館の新刊コーナーで偶然見つけた。 朝ドラ『おちょやん』のモデルとなった人の、唯一のエッセイとあっては読まずにいられない。 4歳で母を亡くし、8歳で奉公に出された彼女の幼少期はドラマと変わらず、 驚いたのは、父親のダメさや奉公先での苦労は、事実の方がずっと上を行く、と... 続きをみる

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  • 韓流映画は火炎放射器?

    中野信子さんの本を何冊か読んだ。 といっても膨大な著作の中から、 近所の図書館にあるものだけを。 最近手にした『人はなぜ、他人を許せないのか?』 TVなどでの露出もあるからか、見るたびに垢抜けていらっしゃる。 オブラートに包んだソフトさは計算の上かも知れないが、スルスルと喉越しよく通り抜けていく。... 続きをみる

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  • 手書きの文字

    友人とはネットで知り合ったので、やり取りはもっぱらメールだった。 そのツールはあっという間に人と人を結びつけ、速さと安さ、手軽さのおかげで、どれだけ楽をしただろう。 その反動なのか、たまに鉛筆を持つと漢字が書けない。 先日は「かもめ食堂」と黒板に書こうとして、堂の字がどうしても思い出せず、(アガッ... 続きをみる

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