Linの気まぐれトーク

映画と小説の日々

小説『かもめ食堂』

昨日14日は読書会だった。

私のはじめての担当、高齢者15人前後の集まりで、

担当といってもテーマ本を決め司会らしきことをするだけだ。

順に感想を言って頂いて、後は自然に雑談…


言葉にならない決まり事みたいなものはあって、空気の読めない私は気付かなかったが、テーマ本に対して批判的な意見は言ってはいけない、らしい。

選定した人に敬意を表するためだ。


そのせいか、

忙しい年末年始に、癒しの読書になった。

スッと読めて楽しめた。

と、肯定的な意見が多い。


映画も小説も100%女性向け、

4名いる男性会員の意見は、

読まず嫌いだったが、読んでみたら面白かった。映画は陽水の『クレイジーラブ』がエンディング曲らしいので、映画も観たい、

など1番言って欲しかった感想も出て、やれやれ。


ヘルシンキを舞台にしており、私自身も憧れて現地に行った経験がある。


アカデミア書店は、主人公のサチエさん同様、ホッとできる空間だった。

読めるわけでもないのに、本の匂いを感じるだけで外国にいることを忘れる。


サチエがミドリからガッチャマンの歌を教えてもらうカフェ・アアルト

メニューには日本語まで記されており、聖地巡礼の日本人(私もだが)が多いということ。


当番が終わった解放感から、ゲオに寄って『バーニング 劇場版』を探す。

あることはわかっていたが、「韓流』コーナーがあまりにも広くてたどり着けない。

四苦八苦して見つけた時の喜びといったら。


閑話休題

後は読書会の感想をまとめて、次回までにコピーするだけ。

が、ふと気付いた。

プリンタが使えないのだった。

Windows10にしたとき、20年使ったプリンタが対応しなくなってしまったのだ。

まあ、20年も働いてくれれば十分、新しいのに買い替えようと近くの電機店に行ってみれば、見事に配送1ヶ月待ちばかり。


そうなると心配で夜も眠れない。

通販で〈在庫あり〉を探し、深夜の発注。

わかっていたことなのに、間際まで動けない自分が情けない。


そうそう、今回『かもめ食堂』を再読して

1番しっくりきた言葉は、


人生すべて修行だ


この時代を生き抜くキーワードかもしれない。