積雪に戸惑って
昨冬は暖冬で雪の記憶がない。
だからというわけでもないけど、雪の生活を忘れてしまいつつある。
子供の頃は、雪の非日常性に狂喜したのに、今は身を縮こめるだけ。
早寝早起きの習慣を、寒いからと変えるわけにもいかず、かと言って、真っ暗な5時起きをしても暖房費がかかるだけ。
この足元では、未明のウォーキングは間違いなく転倒につながる。
暗いうちに室内エクササイズをして、日が昇ってから外に出る。
ただの苅田がアートに見える雪の日は、やっぱり特別。
朝日に照らされて溶けた雪が、もやって漂う。
足元はトレッキングシューズを履いているけれど、たかだか5センチ程の積雪に歩調は重い。
雪山登山のラッセル(雪漕ぎ)って、どんなに大変なんだ。
戻ってからは、炬燵でぬくぬくとDVD三昧。
もう、こうなったらエンドレス。
結局、3枚とも観てしまった。
洋画コメディの棚から選んだ割には、笑える映画はなかった。
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