Linの気まぐれトーク

映画と小説の日々

髪を切りに

美容院は苦手だ。

女の園のような独特の雰囲気もダメなら、

客と美容師が妙に親しげなのも恐ろしい。


それで今は、パッパと捌く格安店に行く。

かなり強い癖毛なので、縮毛矯正をする。

軽く2〜3時間はかかる。


それでも春。

髪も軽やかにしたい。

歩いて片道30分、施術2時間半。

スマホを見ると、何と姉からメールが。

電話していいか、と。

半年に一度の癖毛直しに、

半年に一度の人からの連絡って。

まあ、そんなものだけど。


姉の用事は母の八回忌について。

春のお彼岸と、初夏の命日に、

奥浜名湖の寺で会う約束をする。



今日の映画(DVD)は、『僕を探しに』



『アメリ』の制作陣が関わっているといえば、大体内容も想像がつく。


アパートの階段の途中にドアがあり、

トンネルのような暗闇を抜けると、

突如、光溢れる庭園に。

いや、庭園風の部屋に。

右の女性はマダム・プルースト

これは『失われた時を求めて』のパロディなのか。


幼少時の記憶が、マダムの調合したハープティーから引き出され、

「僕」は、なくした両親の記憶を取り戻していく。


やっぱりもう一度観ないと…(笑)