Linの気まぐれトーク

映画と小説の日々

いらっしゃいませ。そして永遠に…

夜明けが早くなった。

窓のない部屋に休んでいても、

廊下越しの薄明かりに目覚める。

布団を上げて身繕い。

6時前に歩き始めれば、もう桜が開花していて。



皆さんのブログでは春爛漫の花盛りだけど、

岐阜にもやっと春?

とは言いながら早朝はまだ寒く

霜が降りている。


花冷えとか

菜種梅雨とか

春一番とか

不安定なのは人も同じかもしれない。

卒業と入学の春。


昨日、ジグソーパズルを買った孫のM(8歳)は、あっという間に完成させたらしい。



やったね!


今日の映画(DVD)は、



ティム・バートン監督がジョニー・デップと組んだ、

ミュージカル・ファンタジー・ホラー映画。


いやあ、タイトル(『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』)だけで、

もう観たくなくなるくらい、怖そう。

でも怖いもの見たさで観る。


ミュージカルは、味気ない人生の華やかな演出かと思っていたが、今回は歌ってくれることで怖さを相殺。

いや、余計に怖くなる?


ジョニデの作った理髪用の椅子が傾くと、

階下のパイ工場に真っ逆さま。

「いらっしゃいませ。そして永遠にさようなら」

その装置が何ともおかしくて

死まで相殺されているような。


殺された人はミンチにされてミートパイに。

(ああ、怖い)

それを美味しく食べるのも人間。

ここまで意味を無化されると、もう怖がらなくてもいいかも。

(いや、やっぱり怖い)


共演のヘレナ・ボナム・カーターは監督のパートナーだとか。

それで息もピッタリなのか。


殺し文句、誰かに言ってみたいなぁ。