Linの気まぐれトーク

映画と小説の日々

覆水盆に返らず

老人なので目覚めは早い。

けれど今朝は流石にウォーキングはどうなの?

という雨脚

1時間ほど『ミレニアム』の続きを読み、6時過ぎに傘をさして出かけた。

実は雨の散歩が大好き。

犬の散歩や早朝ウォーキングの人たちも見かけず、

柿畑の消毒に悩まされることもない。

ビニール傘を打つ雨の音だけを聴きながら

滑り止めのトレッキングシューズで歩く。



田んぼの水草にポツポツと穴が



用水はもう限界に近い



水の力の激しさにたじろぐ。


カッパを着て家庭菜園をしていたおばあさん

なんとなく気持ちはわかる。

予定していた仕事は、予定していた時間に済ませたい。

歳を取ると、だんだん融通がきかなくなる。


雨は予想通り上がり、

一週遅れで父の日プレゼントを届けに来るという次男のお嫁さんに

ささかやなお土産を持たせたくて自転車を走らせた。


夕方からは裏庭の草取り

雑草との闘い

葛のツタが早速伸び始めている

ヤブカラシもあちこちに。


絶対負けないから、とは思うものの(誰か助けて)と心で叫ぶ。

相変わらず弱い。