Linの気まぐれトーク

映画と小説の日々

髪を切る

昨夜のNHK FMの「眠れない貴女へ」

パーソナリティの村山由佳さん(作家)が、コロナの影響で髪を切りに行けなくて、と話していた。

ここにも同志が!と嬉しくなる。

私も去年の9月から切っていない。

シャンプー後はまるでお岩さんのよう。


コロナ自粛で沢山のことを見直した。

他人の価値観にいかに影響されていたかを知ったのも、そのひとつ。


癖毛なので矯正してセミロングにカットしていた。

が、この縮毛矯正がだんだん辛くなって来た。

3時間余りも椅子に座り続け、アイロンで引っ張られたり、薬漬けで放置されたり。


もう、見栄や虚栄やカッコ付けとはおさらばしたい。

老婆になろうが、シミシワだらけになろうが、ありのままの自分でいたい。

アンチエイジングなんて、もともと好きじゃなかった。


映画を観た帰り、予約不要の美容院にふらりと立ち寄り、シャンプー、トリートメント、カット。

この気楽さ、いいなあ。


肩のあたりで切り揃え、縮毛矯正はしない。


映画生活も始まっている。

先週はこれを観た。



ロバート・ダウニー・Jr.

「アリーMyラブ」でその存在を知り、アリーと彼との結婚を心から願ったひとりだった。


アリーを演じたキャリスタ・フロックハートは

その後、ハリソン・フォード氏と結婚。

これも観る予定だった。



いつかきっとDVDで。


そうそう、「ドクター・ドリトル」



まあ、こんな感じでした。


そして自粛後の配給不足から上映されているジブリ作品。

「ゲド戦記」だけ見逃していたので、この機会に。



評判はイマイチだったけど?私は好きな作品だった。

何よりあの「ゲド戦記」を2時間にまとめ、

美しい風景とともに現前させてくれたことが、

なによりも嬉しくて。


「指輪物語」にしても、「ゲド戦記」にしても、原作はめちゃくちゃ長い。

どこかで折り合いつけざるをえないのだと思う。

この原作に何度も挫折している私としては、こんなふうに入り口を作ってもらえただけでワクワクする。

いつか小説にもチャレンジしてみよう。