Linの気まぐれトーク

映画と小説の日々

始まりは関西空港

2014年6月のフィンランド旅行、
昨日、タリンのことを思い出して再アップしてみたら、これが意外に新鮮
決して楽しい旅行ではなかっただけに、記憶にもしっかり残っている。
もう一度、見直してみてもいいかもしれない。
ということで、しばらくは「過去への旅」になりそうです。

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大阪の友人に誘われ、思いがけず行くことになったフィンランド、出発は関空、午前10時45分のフライト。
国際線は2時間前にはチェックインせねばならず、前夜泊となった。
一番近いホテル日航関西空港の「レイトチェックイン12時間滞在8000円」のコースを予約。


在来線を乗り継いで大阪まで、環状線内回りに乗り換えて新今宮まで。そこで南海電鉄に乗り換え関空、のはずだった。
前回の沖縄は梅田からリムジンバスを利用した。が、ホテルには鉄道駅の方が近い。そこまで計算してのルート設定。
が、行ってみなければわからないこともまた多し。
新今宮駅、南海電鉄のホームはあいにく工事中。エスカレーターもエレベーターも見当たらず、大きなトランクを持ち上げ、階段を下りる。
そのホームは人であふれかえっている。
人身事故があり、すべての列車が遅れているという。
都会ではよく聞く「人身事故」、ほとんどニュースになることもなく流されていく。
でも、わたしのような山出し旅行者には一大事。
とりあえず空港方面の1番線に並ぶ。
「関空行きは、ここでいいのですよね?」とオバサン風の人に聞くのも忘れない。
「そうですよ。でも今度来るのは普通ですけどね」
後半部分が気になるが、ダイヤが乱れているのだからとりあえず普通に乗っておこう。
普通電車は「和歌山市行」
が、30分たっても関空には着かない。
不安になって、乗ってきたサラリーマン風の男性に尋ねた。
「関空に行くには、むこうの急行に乗った方が早いですか?」
「いえ、あの急行は**公園行きなので、関空には行きません。この普通も和歌山市行きなので関空にはいかないです」
ひえ~~!!
トランク持って飛び降りた。
ちょうど目の前に駅員さん。尋ねれば、急行**公園行きに乗って泉佐野で降り、空港線に乗り換えればいいとのこと。
ああ、命拾い。
小銭を惜しまずに特急ラピートに乗っていれば、もっとのんびり旅行できたのに。


関空のホテルには18時に到着。トランクだけ預けて空港散策のつもりが、チェックインOKだという。うれしいことに部屋はグレードアップして10階のツイン。
プチ挫折の後だけに、舞い上がる(笑)



空港でユーロに両替し、夕食を済ませ、コンビニで柿の種を買い、ホテルに戻った。


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ホテルの部屋から、関空。ズーム最大で。


ここからは翌6月18日の画像
フィンエアーには往復ともお世話になった。